アジアの島国からやってきた大学生が、アメリカ合衆国で感じた驚きや発見などを書いてみるブログです。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

cokie.jpg

クッキーを焼きました。

ステファニーと、ナターシャと、ナターシャの友達の少年の四人で。

クリスマスの時期にクッキーを焼くっていうのは、一つの伝統のようなものらしく
『この時期になると毎年クッキーを焼くのよ』とステファニーは説明した。


アメリカに住んで10ヵ月。いくつもの甘すぎる『アメリカ製』クッキーやマフィン、ケーキもちろん食べてきて、その経験値は確かに私のどこかの価値観を変えていた。


甘い甘いバター味のクッキーの上に、さらに甘い砂糖のペーストを塗るのにはもう驚かなかった。
緑や青、紫と言った、その毒々しい色のペーストの色にも動じなかった。


わいわい皆で笑いながら作ったクッキーは、やっぱり少々甘すぎるのはいなめないものの、
味よりおいしい味がした。


でもやっぱり私は日本人だったのだ。
驚いたのはそのあとのこと。

午後にいくつか予定があったため、そこで会う人達にクッキーを持っていくことにした私に、
ステファニーは『ユウが持って行く用に準備してあげるわね』といい、
大きな大きなプラスチックのお皿にサランラップをかけたクッキーを
『これで持っていくといいわよ』と手渡してくれた。

え?
お皿で持ってくの?

持っていく先は近所とかでなくバスを乗り継いで1時間くらい走った街中。

戸惑う私になにを勘違いしたのか、『こっちのガラスのお皿の方がきれいかなとは思ったんだけど、これよりそっちのほうが軽いから持ち歩くにはそれがいいわよ』とステファニーは説明してくれた。


本当にカルチャーショックを受けるのは、こういうときのこと。
クッキーをキッチンペーパーを敷いたボックスに入れて、大きな紙袋にさげていくんではなく、
クッキーをお皿で持っていくときのこと。
それは、これまでの常識が覆されるときのこと。


そういうわけで、その日は色とりどりのクッキーの乗ったお皿を手に持って街を歩き回った。

でもさすがアメリカ人。
通り過ぎる人もああクッキーだ、っていう感じでちらって見るくらい。これが横浜駅や山手線の中だったりしたら、ジロジロ見られるのは間違いないと思うんだけど。


ボックスや袋に入れることが常に普通じゃないんだろう。
でも、心優しい日本人の方に大きな袋をもらって、
やっぱりクッキーはお皿じゃなくて袋に入れて運びたいかも、と思った。
スポンサーサイト

【2010/12/14 18:21】 | 未分類
トラックバック(0) |

承認待ちコメント
-


承認待ちコメント
-


コメントを閉じる▲
Thanks giving 

パンプキン2


先週の木曜日(11月25日)は、こちらではThanksgiving day(感謝祭)でした。

アメリカの最も大きな休日のひとつであり、とても大きなイベント。
小さいころ読んだ物語に出てきた“感謝祭”の本物を味わえる!と、1週間前ほど前からホストファミリーと食事するその日をドキドキワクワクして待っていた。


具体的に何をするかと言うと、家族親戚皆で集まってターキーを食べる。
そしてなぜかTVでフットボールを観る。っていうのが伝統らしい。


グレービーソースをかけたターキーの他にも、マッシュドポテト、インゲン、サツマイモ、パンプキンパイ
などが伝統料理なのだそうだ。
料理上手なステファニーのこれらの手料理を、どれもおいしくいただきました。(下の写真は、大きなマシュマロ入りスイートポテトパイ)



それにしてもこのThanksgiving day。言ってみれば、ちょっと早い日本のお正月のアメリカバージョンみたいな感じだった。


家族親戚皆で集まっておせちを食べる。
そしてTVで紅白を観る。というような感じで。

それにホストファミリーの話だと、Thanksgivingのあとはその翌日の朝も、昼も、夜もターキーを食べることになるらしい。サンドイッチやスープに形を変えて。
これってまさに1月1日の夜や、2日の朝やお昼にもおせちを食べるような感じそのもの。


でもお正月と違うのが、こちらでは1ヶ月後にクリスマスがやってくる。
もちろんクリスマスもターキーを食べるのが伝統だというのは日本にいたころから知っていたけれど、こちらでの実情は少し違うらしい。


さすがに1ヵ月おきにターキーは飽きてしまうらしく、ターキーではなくても、ごちそうならなんでもok!という家も多いのだとか。実際、大きなカニが出てきたという話も聞いた。


小さいころからクリスマスとなれば母の作ったピラフの入ったターキーを食べて『クリスマス』という行事を学んできた私にとって、クリスマスの本場の国がイヴにカニを食べていたという事実はかなり驚くべきことだった。

でもさすがにおせちを1ヶ月おきに食べるのはちょっと飽きるもんね。
カニを食べるのも理解できなくもない。

なにはともあれ、思い出に残る素敵な日でした。


【2010/12/05 16:45】 | 未分類
トラックバック(0) |
SNOW


Snow2.jpg


シアトルに雪が降った。
アメリカで見る、初めての雪。


というわけで、ちょっと無駄な話。


雪が降り始めた日のクラスのあと、先生と残って話していると『ユウ!パレル(先生)!見て!!!』とドアの方からクラスメートから声がかかった。

行ってみると、そこに広がっていたのすべてを埋め尽くす白い雪。
クラスが始まる前にはうっすら積っていた程度だったけど、そこはもう真っ白な世界だった。

それを見た瞬間、パレルはため息をついて心底困った顔をした。きっと車で来ていたからだろう。
その横をすり抜けて、パレルの小さな金髪の娘が雪の中へ走っていった。


学校で偶然会った友達も、『ああ雪なんてもう…』と顔をしかめていた。


人っていつから真っ白い景色よりも、車のことや、手に触れる雪の冷たさの方が気になりだすんだろう。
高校を卒業したときから?
働きだしたときから?
車を持ち始めたら?それとも、寒さに弱くなってきたときから?
22歳はもう雪は心底困ったわって顔する歳なのかな?
きっと雪を楽しむことよりももっとやらなきゃいけないことが増えていくんだね。


いつの日を境に雪がきらいになるんだろうっていうのは、いつもなんとなく不思議。
でもホストシスターにそりすべりに誘われて喜んでいるようなうちは、まだまだ雪がすきだといえるのかも。




【2010/11/28 17:18】 | 未分類
トラックバック(0) |
パソコン

2、3年ほど前、初めてNYへ一人で行くことになったとき。
旅行代理店の人に『アメリカ人は日本ていう国を知っているんですか?』
と尋ねた。
日本は小さい国だし、アメリカ人なんて誰ひとりこの国の存在を知らないのだろうと思っていたのだ。


だから、NYでTOYOTAのCMを見たときはもう大感激したものだ。


アメリカに住んで9ヶ月。道を走る車を見ていて、日本製の車を見ない日はまずない。
(ちなみにホストファミリーの家の車もTOYOTA)
学校や街でTOSHIBAのパソコンを使っている人は毎日見るし、外国人の友達の携帯を良く見るとSONYの文字を見つけたり、電子辞書を見せてもらうとCasioの文字を見る。


アメリカでは見なくても、外国人の、とくにアジア人の日本のものを知っていることの多さに驚く。


ベトナムではドラえもんを知らない人はほぼいないらしく、中嶋美香なんかの曲もよく知られているという。
韓国では女の子の間で蒼井優が人気があるらしく、あのクレヨンしんちゃんもとても有名らしい。


もっと驚いたのが台湾の事情。
学校のPCですきな邦画の予告を見せてあげてみると、大塚寧々と瑛太を知っているというのだ。
ビックリして聞いてみると、台湾では日本のドラマを字幕付きで放送していて皆見ているらしい。
『どれが好き?』と聞くと、『いっぱい見すぎててわからない』と言われた。

ちなみに街にはミスドもモスバーガーもセブンイレブンもあるんだとか。(モスバーガーが恋しいと言っていた)


いちいち驚きまくっていると、『ユウがそのことを知らないことがビックリだ』と言われた。


誰も存在を知らないどころか、日本の国のものは世界で浸透していた。
それもとても自然に。


今となっては自分のパソコンのTOSHIBAの文字を見るたび
そこで働く日本人を思っては尊敬せずにはいられない。

【2010/11/19 17:30】 | 未分類
トラックバック(0) |
Language.jpg

仲の良いアメリカ人と、台湾人と、韓国人の友達とコンサートへ行ったとき、始まる前にスクリーンに注意書きのようなものが現れた。

英語と、中国語と、韓国語と、日本語。

『私たちのためみたいだね!』と韓国人の友達が言った。


そのとき初めて、私たちは違う言葉を話す外国人同士だったんだ、と思った。
わかってはいるんだけど、そのとき強烈にそう思った。


言葉を越えて、友達になれたこと。


バベルの塔のお話みたいに、全ての国の人がもともと"同じ言葉"を使っていたのかはわからない。
でも、今はすべての国の人が"同じ人"なんだということはわかる。


外国人=宇宙人が、外国人=地球人となったことは、私にとってとても大きな発見だった。
そしてそれは言葉を越えて出来た友達が教えてくれたこと。


それは、それだけで留学した意味があると思えるくらい、それだけで世界が変わってしまったと思えるくらい、
とてもとても大きな発見でした。



【2010/11/15 16:55】 | 未分類
トラックバック(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。